2015_09
17
(Thu)10:00

まるのこと《闘いの始まり》

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2015年5月6日にお空へ旅立った愛犬まるの最期の記録です。
グロテスクな写真等は載せてませんが、病気の話が苦手な方や
関心の無い方は読まないで下さい<m(__)m>
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まるのこと《異変》  
まるのこと《検査結果》  
の続きです。

■進行■

口腔内悪性黒色腫(メラノーマ)が最凶最悪と言われる理由には
進行と転移が恐ろしく速いことの他に
摘出手術するにも上顎または下顎ごとの切除であったり
手術しない場合においても腫瘍の自壊→出血→化膿→悪臭という
見(看)る側も辛い、ということがあるのだと思った。

まるの腫瘍もあっという間に大きくなり自壊していた。
4月20日には口が完全には閉じられなくなっていた。
常に口が開いてるせいか、少しづつ悪臭が部屋中に立ち込めるようになった。

ピークの時には下水管の中で生活しているかのようだった。
でもこの匂いの根源を口の中に持ってるまるの辛さを思ったら
くさい なんて言えなかった。
夫も辛そうだったがあまり口にはしなかった。


血の混じったヨダレが絶えず口から出ていた。
これもまたなかなかの刺激臭で、寝てる間にまるの腕や脚の毛に付着し
乾くと一段とパワーアップ。
タオルで拭くだけではほぼ無意味なので洗うしかなかった。
いそいそとシャンプーして虫歯の人みたくタオルを巻いてみた。
これでお互いの負担が少しでも減れば良いんだけど。
2015421maru1.jpg
(敷物の赤いのは血液ではなく柄です)
ズレてる。ヨダレ出るとこそこじゃない。
2015421maru2.jpg
この頃から家にあるタオルをとっかえひっかえ。
洗っても匂いが残ってたりして使い捨てになることも。
それでもタオルはあまり意味をなさず、まるの腕や脚、敷物は一日で血だらけだった。


右の鼻がすぐに詰まってしまい呼吸がし辛そうで常にシューシューいっていた。
時には真っ赤な鮮血をポタポタと垂らしながらシューシューいって
サークル内をひたすらくるくる歩き回っていた。
辛かった。

食欲が旺盛なことと痛がってる様子ではないことだけが救いだった。

念のため、酸素室のレンタルの下調べをしたり携帯酸素缶をドン○で購入しておいた。


■最後の通院■

前回(15日)の診察時に次の注射まで一週間開けるように言われていたので
きっちり22日に受診した。
15日には3週間効果が持続するという抗菌剤(皮下注射)で
今回は3週間持続するというステロイド(皮下注射)だった。
3週間後・・・あるのかな。思っちゃいけないことを思っていた。
先生も「まるちゃんはもうお家で穏やか~に過ごしててね」と。
もう何もしてあげられません、を意味しているのだと思った。
体重を計ってる場合でもなさそうだった。
結局、これがまるの最後の通院となった。

この時に確か「食べれなくなってきた?」と聞かれた憶えあり。
おそらくこの時点で物理的に食べられなくなるケースが多いのだろう。
でもまるは違った。いつもと変わらず食べていた。
痛かろうに、辛かろうに。血を流しながらでも食べていた。
言葉は話せないけれど、きっとこれがまるの意思表示。
「まだまだ生きるよ、がんばるよ。」
私もそれに応じなければ。大したことはしてやれないけど。
2015まるごはん
(きちゃない写真でごめんなさい。鼻から出血してますがぼかしてます。)
毎日毎日、ちゃんと自力で立って全部食べてくれてたね。

4月30日には立てなくなって焦ったけど、全部食べた。
2015430maru.jpg
ごはんの後に立ち上がってくるっと方向転換して一安心。


顔の右半分がかなりむくんでいた。
よく見ると、眼球も水分をたくさん含んでるかのように
膨れてぶよぶよしていた。
顔の中が膿でパンパンなんだと思った。
痛いに違いない。
助けて、ビワの葉。


そして5月1日。とうとう立てなくなった。食べられなくなった。
はなまる日記「流動食の始まり」


私にとってはこれが闘いの始まりだったが
まるはもっと前から独りで闘っていたんだと思う。
例えば、3月13日のこの記事(はなまる日記「鼻の穴が!」)や
前々からあった口臭や口からの出血、過剰なヨダレ。
高齢だから、歯肉炎だから、と特には気にしないでいた。
もっと早くに気付いてあげられなくてごめんね、まる。


続きます。
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